石英ガラス、CaF2、結晶材料など素材と精密加工、設計(光学・メカ)、光学ユニット製作まで
株式会社大興製作所

事業紹介

ホーム > 事業紹介

マテリアル

石英ガラス・光学ガラス・蛍石・単結晶

ガラスとは

ガラスとは、珪酸塩や炭酸塩などを主成分とする、『ガラス状態』にある物質のことをいいます。主要な成分はSiO2。その比率はガラスの種類によって異なり、ガラスの性質はその組成によって大きく変化します。
屈折率は1.45〜1.96、比重は2.2〜6.3、線膨張係数は0.5×10-6〜20×10-6/K、ヤング率は5×104〜9×104MPa、モース硬さは5〜7。

特に光学部品に使用される材料を光学材料といい、最も広く使用されている光学ガラスは他のガラスと比較して高品質が要求され、決められた屈折率の値を持ち、脈理、気泡などが一定の基準以上のものをいいます。

材料紹介



テクノロジー

加工方法

切削

NC研削加工機やレーザー加工機を利用した孔あけ加工、段付け加工、溝切り加工、内外面切削加工やネジ切り加工など様々な形状を高精度で実現いたします。またマイクロブラストによる超高精度微細加工も可能です。

火炎加工

不純物の無い酸水素ガスを使用した超高温で熟練した加工技術者が曲げ、継ぎ、溶接、封じ、拡管、引っ張りといった複雑かつ精密な加工を行い、様々な形状に仕上ます。

研磨

簡単な平面研磨から、平行平面、曲面、高精度光学研磨まであらゆる形状、精度の研磨が可能で、小型のレンズから大型平面基板に至るまで少数・量産を問わず対応致します。また0.1mm以下の超薄の厚みのものや角や丸だけでなく段差付き、穴空きなど特殊な研磨品も行っております。

融着・接着

DAICOでは独自のレンズ間融着加工技術(製法特許取得)により石英ガラスの一体化を可能に致しました。その結果、高い強度と耐久性、耐熱性を有した高精度の接合を実現し、大型及び微細フライアイレンズなどの精密加工製品を一貫製造しております。
石英ガラス以外の材料についても様々な接着方法でいろいろな形状の製品を製作致しております。

成膜

各種金属膜(Al、Ag、Au)、反射防止膜、多層膜を平面基板、レンズ、プリズムなど様々な形状のものに、使用する光に合わせて最適な成膜を行います。

設計

当社で製作されたフライアイレンズや他のレンズを利用し、光学設計を行っております。
光産業分野の発展に伴い、研究開発、または生産用装置などに高精度化、多機能化、システム化が求められており、DAICOではこのようなお客様のニーズにお答え出来るように、製造、組立調整だけでなく様々な光学システムの設計から一貫体制で対応可能です。

品質

お客様の多種多様なご要望にお応えするため、三次元測定器をはじめとする各種測定器と経験をつんだ検査員が厳しい品質検査を行い、常に安心してご使用いただける製品を供給いたします。